2011年8月22日月曜日

『日本とチベット、仏教を巡る語らい』

※基調講演は都合により中止となりました。
また来年に開催を予定していますので宜しくお願いいたします。


基調講演:パトゥル・リンポチェ

「古代の仏教と現代の仏教について」・「世俗と僧侶の世界の隔たり」

【内 容】  仏教について、チベットや日本、国や宗派を超え共に見つめ、語らう会です。
パトゥル・リンポチェによる基調講演のあと、質疑応答をきっかけに自由に発言をしていただければと思っています。

【日 時】 2011年9月16日(金)16時30分頃から

【参加者】 僧侶の方を対象とします。

【参加費】 参加費はありませんが、お茶代のカンパをお願いいたします。

【場 所】 京都市東山区内 
※ 参加ご希望の方には会場の詳細を折り返しご連絡いたします。


○主催:パトゥルリンポチェ関西講演実行委員会 (代表:川辺 ゆか ) 

ラニャック・パトゥル・リンポチェ
1963年チベット・カム地方生まれ。チベット 仏教ニンマ派のロンチェン・ニンティクの師。『虹の
階梯』(中沢新一氏:著)のもととなった『クンサン・ラマの教え』の著者パトゥル・リンポチェの転
生者(トゥルク)として11世 ミンドゥリン・ティチェン リンポチェ、ダライラマ法王に認定を受け
る。 ベルギーを拠点に世界各地で仏法を説く。2003年初来日。








2011年8月20日土曜日

パトゥル・リンポチェ 京都講演&法話会 2011

 Public Speech & Teaching by Patrul Rinpoche / Kyoto, 2011



≪ 時の花輪-バルドの教え ≫
 ○とき:2011年9月17日(土)18日(日)19日(月・祝) 
  ◇ 9月17(土) 14:00~17:00
    講演「世俗と精神性、2つの道をめぐっての対話」
         "Dialogue about two paths: worldly and spiritual"

  ◇ 9月18(日)&19(月・祝)
    両日 午前10:00~12:30 午後15:00~17:30
    法話「対話:バルド-過去と未来の間-について
      "Dialogue about Bardo: time between past and future"
          

○言語:英語とチベット語
    日本語への通訳がいらっしゃいます。

○会場:京都・東山 東福寺塔頭 退耕庵
    〒605-0981 京都府京都市東山区本町15丁目793
   (JR奈良線・京阪本線「東福寺」下車、徒歩5分)

○参加費:9月17(土) 3000円  9月18(日)19(月・祝) 各3500円
     17(土)~19(月・祝) 全日申込の場合は 9000円
     ※ テキスト代は別途となります。ご希望の方はお申し出願います。
        ※ 参加費はお布施とさせていただきますので、金額のご相談も承ります。
全日申込で事前振込みをしていただけた場合、テキスト代金を半額とさせていただきます。
テキスト代金は、当日会場でお支払いください。


【振込先】  ゆうちょ銀行 記号番号 12160-76579991 パトゥル・リンポチェを呼ぶ会
※他金融機関からも送金が可能です。
「店名」 二一八 (ニイチハチ) 「店番」 218 「預金種目」 普通預金 「口座番号」 7657999

○申込・問合: chanchupsem@gmail.com  tel.080-5321-3795(ヤマダ)
 

○主催:パトゥルリンポチェ関西講演実行委員会 (代表:川辺 ゆか ) 
        
 
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【 対話:バルド - 過去と未来の間 - について 】
Dialogue about Bardo: time between past and future

 いつでも、人と人、人と生き物には、対話が必要です。お互いを知らなければ分かり合うことはなく、傷つけあってしまいます。ですから、私たちには対話が肝心なのです。それが実を結べば、平和、寛ぎ、成功、そして幸福などの多くがもたらされます。では、それはどのようしてもたらされるのでしょうか? 本当の対話を通して、私、あなた、彼ら、肉体あるもの、それらすべての生き物にとって何が必要かを知ることができます。さて、あなたが科学的かどうか、信仰を持っているかどうか、仏教徒かどうかは関係ありません。私たちすべてにとって大切な、『過去と未来のはざま』というテーマが今ここにあります。そして、これを理解し越えていくことは、並大抵ではありません。では、なぜそれが大切なのでしょうか。この過去と未来の《はざま》は、私たちの人生であり、幸せであり、目的ではないでしょうか?もし、過去と未来にあいだがないのなら、どうして私たちが存在しているといえるのでしょう。過去は去っていき未来はまだ来ないのですから、それは無理なことです。もし、過去と未来にあいだがないなら、どうでしょうか!とんでもない!でも、実際にはそんなことはなく、すべてには成り立ちや役わりがちゃんとあります。それでもまだ、《はざま》がどんなものかは簡単につかめません。

 私たちは過去と未来のはざまに、様々な苦しみや幸せを経験してきたといえます。が、ただ幸せのみでなく、苦しみもたくさん経験します。どうすれば、この《はざま》に苦しみを生まずにすむでしょう。そうです、私たちは《はざま》について本当の対話をすべきなのです。誕生と死の間、眠りと目覚めの間、行いのはじまりと終わりの間、死の過程の間、死と誕生の間、未来とその先との間に、私たちはどのように幸福を見出すことができるでしょうか。混乱し混迷したままではなく、《はざま》を素晴らしい機会にしなくてはなりません。チベットでは、《はざま》のことを"バルド"と言います。 "バル"は、「~のあいだ」を意味し、"ド"は「時」を意味し、あわせて"バルド"と言います。そのバルドについては、往々にして混乱し理解に欠けるものです。

 ですから、どのようにバルドを理解し、どう扱いこなしていくかといった対話が、私たちには必要なのです。

とにかく、ありがとう。9月のコースでお話ししましょう、ありがとう。
パトゥル・リンポチェ






2011年8月11日木曜日

パトゥル・リンポチェ 東京での法話会 2011


【内 容】
ジクメ・リンパ著作の~真実の言葉を達成するための発願~『一切智の街への入り口』 の解説
Commentary on the Prayer text of Jigme Lingpa The Prayer to Accomplish the Words of Truth
"Entering the City of Omniscience"


今回、リンポチェが選んでくださった祈願文は、
ジクメ・リンパによって書き記された「一切智を得るため」の発願です。

内容は「人間の身体を得ることの貴重さ」から
「聞・思・修」~「持明者」~「アヌ・ヨーガ」、そして「アティ・ヨーガ」まで。

すなわち初学者が悟りの道に入ろうとするときから、
その悟りを得ようとするときまで、その各階梯におけるポイントを簡潔に記した祈願文です。

【日 程】
2011年9月3日~5日の3日間
9月3日(土) 13:00~15:00 16:30~18:30
9月4日(日) 11:00~13:00 15:00~17:30
9月5日(月) 11:00~13:00 15:00~17:30

【場 所】
真珠院内の月かげ会館(東京都文京区小石川3-7-4)

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